江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

今年の羽化個体(東京産ヒラタ2015)

 またまたご無沙汰の更新です。
もう時期的に今年のクワガタ活動は終了しておりますが、忙し過ぎてアップしてなかったものを公開します。

思い返せば昨年はオオクワのブリードが不発で0頭となり100%東京産ヒラタでした。(逆に今年はヒラタが不作でオオクワばかり。。。)
当ファーム自慢の江戸大納言血統はブリしませんでしたので今年羽化したのは主力のKK1血統とKK2血統のみになりました。

今年羽化したうちのヒラタ達ですが(ブリしたのは昨年ですので表記は東京産ヒラタクワガタ2015となります。)今年はオスの小型化が目立ちました。
例年ですと平均で62~63㎜くらいはコンスタントに出てたんですが今年は59~60㎜ばかり。最大でも62㎜くらいとちょっと物足りない感じでした。イメージ 1
これはちょっと大あごが長めの個体。イメージ 2

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↓は、やや太めのヒラタらしい個体。イメージ 4

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これは平均的な個体でした。(裏返し~)↓
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で、これが今年の羽化では最大かな。例年だと普通に見れるサイズですが。イメージ 7
まぁ元々、東京(ってか関東)のヒラタは大きくならない、って言うのが定説で今まで出してきた個体が大きかったのでこれが普通なのかも知れません。


で・す・が!

今回のロットはメスが皆、大型でした!

オスはちょっと小ぶりな感じでしたが逆にメスは例年になく粒ぞろいで平均サイズが良かったです。
もちろん大納言血統ではないので40㎜超えは出ませんでしたが平均サイズが約38㎜、最大は39㎜でした。イメージ 8


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↓これは私の掘り出しミスで大あごが片方欠けてしまった38㎜。売り物にならないので来年の親種としてうちで使用予定です。
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↓ずっしりとした重量感の個体。39㎜イメージ 11

これまた最大級の39㎜近いのもまたミスって片方欠けちゃたのでこれもうちで使用予定かな。
イメージ 12

しかしなんで雄はやや小ぶりなのにメスはどれも立派なんでしょう?飼育環境は毎年同じだし使用したマットも同じです。
考えられるのは気温の違いくらいでしょうか。
自然の生き物ですからちょっと良く分かりませんがこれもまたクワガタブリードの楽しみかもしれません。

今年のブリはオオクワばかりになっちゃったので来年からしばらくはヒラタのみのブリード予定です。

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