江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

2021東京ヒラタ新成虫掘り出し

10月に入りましたが先月(9月)に今年の新成虫(昨年のブリード産駒)の掘り出しをしてたのを忘れてたので遅まきながらアップしてみます。

 

 

 

昨年はオオクワガタのブリに失敗してましたので今年の新成虫はヒラタクワガタのみでした。

 

 

 

 

今年も60mm以下が多かったです。

 

以前、私がブリに熱意がもっとあった頃は東京産ヒラタのオスは60mm超えは当たり前で最大で67mmまで出してましたが近年は薄利多売で楽して数を養殖してますのでマットも廉価品だしマット交換も2回くらいしかしないのでどれもこれも58mmが平均サイズでした。

 

 

 

羽化不全でそのまま★になってた個体もいました↓

 

ここ数年の傾向なんですがオスはあまり大きくないもののメスは良型揃い。

残念ながら右の大あごが欠けてましたがピカピカの個体です。

 

 

こちら↓は完品。

 

今度は左の大あごが欠けてましたがマット産みのヒラタですからさほど気になりません。

 

あご先欠けのメスはうちで来年の親種に使おうと思ってます。

 

 

 

今年は気温が異常に暑かったり急に涼しくなったりでおかしかったせいかまだ蛹だった個体もいました!

 

 

頭が太くて大きなオスも出ましたが↓

残念ながら外翅にシワが多く、ちょっと翅パカ気味。

 

でもこれはまだ良いほう。完全な羽根パカも出てしまい

可愛そうですがこのまま生きていけないので安楽死処分。

 

 

 

それでも60mm超えのまぁまぁ個体もそこそこ出てくれまして

 

今年の最大サイズは62mmでした。

 

来年は久しぶりにマット交換もサボらず菌糸とかも使ってもうちょいサイズアップを狙ってみようか思案中です。