江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

さぁ産卵セットをと思ったら・・・

 前回ご紹介した今年のラインナップの各ペアを同居させて約10日ほど経過しました。

多忙につき交尾は確認してませんが、まぁ10日も同居させておけばほぼ交尾は済んでるはずですのでそろそろ産卵セットを作らなきゃ、って事で遅番出勤だった先日、出勤前に作りました。
 

まずは在庫の中から今年のセットに使用するクヌギの材をピックアップ。
イメージ 1
↑指指ししてる太めの2本の材はオオクワの産卵セット用にします。
 
これを秘伝特製水に丸々1日どっぷりと浸けてから、また丸々1日以上陰干しします。
プラケースの底面に厚さ2cmほど古マットをガチガチに詰めてから樹皮を剥いた材を入れます。
イメージ 2
 
で、この後、この前交換した廃棄の菌糸を材埋め用として使って材を埋め込んで終了だったのですが・・・
 
 
 
昨年とっておいた古マットにリサイクルを繰り返してボロボロになった材の芯を入れてあったので
それを取り出して古マットも材埋め用に使おうとしたところ、、、
イメージ 4
 
 
 
えっ!?初令~2令幼虫が数頭居るではないかっ!?
 
イメージ 3
廃材はヒラタ~ノコ、またノコと再利用してたのでこの幼虫達はヒラタかノコか分かりません。
良く見るとまだ卵が残ってました。昨年産んだ卵が孵化せず、年を越して気温上昇とともに孵化する、
こんな事もあるんですね。
 
で、この種族不明のクワガタ幼虫達は9頭も採れました。
種も分からず、この時期に孵化してるので果たしてちゃんと成長するのか分かりませんので
どうしようか悩んだのですが、このまま捨てる訳にもいかず、とりあえず飼うことにしました。
予定外の出来事に急遽450ccのビンにマットを詰めて収納しました。
イメージ 5
これのおかげで予定時間をはるかにオーバー。危うく仕事に遅刻しそうになりました。
 
時間がないので一旦止めて出勤し、帰宅後にペアリング個体をチェック。1週間以上放置してましたが餌ゼリーもよく食べており、心配されてた「メス殺し」もなく全員無事でした。(´・`)=3 フゥ
 
メス達を無事に産卵セットに投入して今年もなんとかここまでは予定通りに済みました。
交尾を確認してないので全部が産卵するかが不安でもありますが、後は待つのみです。
 
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