ゴールデンウィークも終わり、いよいよ当ファームでも今年のブリードを始めました!
でとりあえず今年はオオクワ1ペア、東京産ヒラタは5ペアの合計6ペアを組みました。
まずはオオクワガタ。
うちには昨年羽化したメルリン血統の個体♂70㎜以上多数、♀45~49㎜が居ますがそれらは全て売りに出すとして、今年は一昨年ブリに失敗した阿古谷リカーン系の累代(F2)をやることに。
これは私が一昨年晩秋にブリした為、失敗して小型しか採れなかった血統ですが、極太で有名な阿古谷リカーン系がはたして本当にデカイのが出るのか親種は小さくても血統だけでイケるのか
のを実験してみようと思い試みることにしました。サイズは♂が53㎜(小さっ!)×♀44㎜です。
次は昨年に私が自己採集してきたWDの♂55㎜に♀31.5㎜のペア。これでWF1?を産ませます。
次も昨年私の自己採集での記録を出したWD57㎜の♂に32.5㎜の♀のペア。これも同様です。
ここからは昨年に羽化したうちのブリード個体達。
ほとんどは昨年にうちに売ってしまったのでブリ用にわずかに残ってる個体を使用です。
私のクワ友にして師匠でもあるKさんと競った血統の♂63㎜とそのKさんから頂いた別血統の♀38㎜。
この♂の片親は私が捕ってきた個体からの累代。今回は♀が別血統ですのでF1となるのでしょうか。
次も♂は↑の63㎜の兄弟で62㎜。♀は↑の38㎜の姉妹でKさん血統の35㎜。
そして最後は昨年、ブリした中では最大だった67㎜の♂と同腹兄妹の♀32.5㎜。
これは私がいくつかブリした中でなぜか大型ばかりが出た血統。F2だとどんな結果になるのかな。
はたして東京産で大型血統なるものが存在するのでしょうか???
たかが虫に血統だの、大きさの遺伝うんぬんかんぬんが有るのか?と疑問に思ってる部分もあったのでそれじゃ自分で納得いくように試してみよう!と思い今年はこのラインナップになりました。
後はこれから捕れ出すであろう、ワイルドの♀の持ち腹を産ませる予定です。
親種のラインナップとしては昨年よりも質は良いと思いますので、後は時期、気温など次第でしょうか。
また続報を後日アップするつもりです。