江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

2020今年もクワガタブリード

今年は新型コロナウイルスの影響で例年は忙しい仕事も時短勤務だったり休みでホームステイ。

 

ま、私の場合は毎年G.Wはクワガタブリードなんでいつものように、ですが。

 

今年は昨年ブリしなかった阿古谷産系オオクワガタを今年はブリします。

 

まずはクヌギの材をバケツに入れて加水していきます。

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この段階では水に浮いてしまうので漬物石で沈めます。

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このまま材は半日加水してその後半日陰干しします。

 

 

その間、材を埋める発酵マットを用意しますがうちでは毎回廃材を再利用しております。

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これもクチキバエやダニが発生してないか、チェックしてから加水していきます。

我がファームはヒラタクワガタがメインなので泥系ほどではないにしても加水率は多め。

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オオクワ用の材を陰干ししてる間に先にヒラタ用のセットを組みます。

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ヒラタクワガタは材にも産みますが基本はマット産みなので新しい材は不要と考えてますが材自体は必要です。

ここでもうちでは廃材を再利用。

 

ヒラタクワガタは今年は3セットのみ組むことにしました。

 

 

 

クヌギ材の陰干しが終わったので予め硬く敷いたマットの上にオオクワガタ用のクヌギ材の樹皮を剥いて置きます。

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これをリサイクルマットで埋めていきます。

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今年のオオクワガタは2セットです。

 

最後に剥いたクヌギの樹皮を敷いて産卵用の高たんぱくゼリーを置いて一応完成~

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そして今年の親種はこちら↓

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オオクワのメインは昨年に取り置きしてた50㎜のメス。

 

と、私の不注意で外翅に傷をつくってしまい売れ残りになってしまったメス↓

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このまま売れ残りのまま置いても仕方ないので予備セットで使うことにしました。

 

 

 

一方、毎年メインの「東京産ヒラタクワガタ」は・・・

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大型の39㎜の厳選個体達。

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この後、夏前には昨年ブリした個体が羽化して新成虫として出てきます。

さぁ今年はどんな個体が出てくれるのでしょう。