江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

残りの新成虫掘り出し

 昨年のブリード(今年羽化)個体はほとんど掘り出してこのブログで紹介しましたがまだ一部が残ってましたのでご紹介します。
 
まずは2011年東京産ワイルドの持ち腹の3便個体の残りから。

この3便は2便で爆産した♀親に一度プロゼリーを与え体力を回復させて翌月にまた産ませた便です。
 
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 これは東京産では標準サイズですね。約55mmの♂。
 
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お次も約56mmくらいの♂個体。
同じ血統の2便は60mmアップがかなり出ましたが3便はこれが最大。
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う~ん。どうした事でしょうか。まさか栄養分を先の便に盗られることもないだろうし、考えられるのは産卵時期、割り出し時期などが2便より1ヵ月半遅れたことと、2便が月夜野さんのくわMatだったのに対し3便はD・O・Sの3次発酵マットだったせいが影響してることと思われます。
 
D・O・Sの3次発酵マットではこの56mmが最大で最小はたったの40mmでした。
これでは採集してきた個体と変わりありません。ブリードしてる意味がない結果となりました。
生オガ発酵高カロリーオオクワマットを使ったオオクワガタのサイズはそんなに悪くなかったんですけど、こちらの3次発酵マットはこの結果を見るとちょっともう使えませんね。(たまたまかも知れませんが。)
 
 
それと2010年ブリードしたオオクワの阿古谷リカーンF8は2010年の秋に無理矢理ブリードさせてダイソーの粗悪105円の材に産ませた5頭だったのですが、2頭が酸欠で★になり残った幼虫はわずかに3頭で
そのうち2頭が成長せずに2年間幼虫のままで、セミ化か?と諦めてたのですが無事に羽化してくれました。
 
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♂はたったの53mmしかありませんでしたが(小さっ!)
♀はなんとか44mmありました。(´・`)=3 フゥ
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小型のペアですが極太血統のDNAは受け継がれるのか羽化まで2年かかったので喜びがあります。
今年は久留米産メルリン血統?を羽化させましたが来年はこちらのペアをメインにブリードさせる予定です。