江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

久留米産オオクワ新成虫全て掘り出し!

ちょっと公私ともに多忙すぎてこちらの更新も遅れ気味が続いておりますが、(汗)
今回は残ってた昨年ブリードした(今年羽化した)オオクワガタの新成虫達を全て掘り出しました!

先日お会いしたクワ友(先輩)のKさんから教えてもらって100円均一のダイソーでノギスを買ってきましたので
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今回からはこれでキッチリ?測っていきます( ̄ー+ ̄)
 
 
で、肝心のオオクワガタですがこの血統の♀は既に全て掘り出しましたので残りは全て♂です。

ではジャンジャンひっくり返して出して行きますよー♪(笑)
 
まずはD.O.Sの生オガ発酵高カロリーオオクワマット&1800ccブロー容器に入ってた個体から。
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おおっ!なかなか綺麗に羽化してるではないか!サイズは約69.8~70mm。
 
続いて同じくマット飼育をもう1頭。こちらは頭が大きくて大アゴが太い個体。70mmジャストでした。
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もう1頭、同条件の個体を出して測ってみます。これも70mm。
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D.O.Sのマット飼育では♂の最小が63mmが1頭、後は全て70mmくらいでした。
 
温度管理もしない、床下にず~っと放置、ヒラタクワガタのついでにブリードしてるのですがマット交換も1回しかしてない(1回もしてない個体もいます)のにアベレージが70mmってこの血統が優秀なのか?、それともこのマット、実は優秀なのか
 
 
 
続いては菌糸ボトルに入ってた個体を3頭。まずは最初の個体ですが・・・
 
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羽化不全で死亡してました。サイズは約75mmほどありましたが・・・。

やはりボトルが850ccと小さかったのが原因でしょうね。可哀想なことをしました。
 
気を取り直して菌糸の1400ccボトルを掘り出してみます。
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これは大アゴがぶっ太い個体です!!
 

測ってみると・・・72mmでした。
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最後は菌糸の850ccボトル。最初の個体が羽化不全でしたので同じように狭いボトルですので果たして・・・
 
 
おおっ!これは綺麗でデカイっ!!
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さっそく測ってみます!
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75mm!!我がファームの最大レコードでした。
 
狭い850ccボトルですので心配してましたがまさか最後にこのサイズで締めくくれるとは。
 

結果はD.O.Sのマットですと♂は最小63mm~最大70.5mm(平均は約69mm)。
同じく、このマット飼育の♀は最小40mm~最大45.5mm。(平均では約44mm)で、

菌糸使用の個体は♂は70mm~最大75mm(平均は約72mm)♀は45.5mm~48.5mmでした。
 
ちなみにこの血統は近所のショップで久留米産メルリン血統として売られてた♂約70mmと♀49mmのペアをブリードした物で累代は不明。今年またブリードに使おうと思ってた所、春先にどちらも死亡してました(ですので、今年は阿古谷リカーン系(100%リカーン血統ではない)に23頭産ませました。)
 
この結果だけを見ちゃうと菌糸に軍配が上がってますが、菌糸は白い部分が全くなくなれば交換してたのでマットも交換をちゃんとすればもうちょっと伸びそう。飼育者本人としてはあまり大差なく感じました。

後、これは分かりきった事ですがマット飼育の方がディンプルも少なく、羽化不全の心配もない。
 
 
京産ヒラタがメインの当ファームでヒラタばかりだと飽きるからと、同時進行でブリードしてるオオクワですが江戸っ子を謳ってる当ファームで「東京産じゃないじゃないか!」と突っ込まれそうなので
オマケ程度にブリードを始めましたが、やはりヒラタにない魅力がありますね。
日本の「キングオブクワガタ」ですね。来年もオオクワは少しブリードするつもりです。

とりあえず、ここまでのことでまた色々と分かった事もあり収穫でした。来年のブリードに生かせそうです。
 
 
来年は今の所、さらに違う血統をメインにブリードするつもりですのでこれらは全て売却の予定です。
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