今月上旬に火傷の大怪我(?)を負って完治してないのに無理矢理キハダマグロ狙いに釣りに行って完治を遅らせたばかりか、何も釣れなかった当ファームの私、ダメ管理人。
やっとすっかり指のケガが直ってきたので、クワガタ活動も再開です。やっぱり夏はクワガタ最盛期ですから~
手のケガでしたのでマットを詰めたり、材を割ったりが出来ず、全て後回しでしたので私が、やらなきゃいけないことは結構溜まってます。(汗)
● まず、今年のブリード個体の割り出しが全て終わってない。
● 次に既に割り出したニョロ(幼虫)達約75頭の生存&育成状況を把握して大きなものはマット交換。
● 昨年のブリード個体群(今年羽化)の成虫の掘り出しが90%近く残ってる。
● 一昨年のブリード(昨年羽化)個体の在庫処分。(おかげ様でこれを書いてる現在ほぼ完売となりました!)
と、言うわけで成虫がかなりスペースが空いてきたので入れ替えですね。今年の新成虫の掘り出しからやり始めてみました。
すでに1部は挨拶代わりに少し掘り出しており、それは前回の更新でアップいたしました。
今回メインに掘り出してみたのは実は東京23区産。
うちでは取り扱ってるヒラタは全て東京産なんですが、血統は大きく分けて4系統おります。
その中の1つで23区産が実はいます。
東京23区ではヒラタクワガタは絶滅危惧種になっており(23区以外の市は別です)私も数少ない捕獲数でなんとか増やしてみようと試みたんですが、ワイルドの♀は捕獲時にすでに産卵後なのかほとんど産まず、産んでも卵が数個でしたのでとても販売になるものではありませんでした。
初年度は数頭羽化させましたが、どれも♂は50㎜程度、♀は30㎜以下でしたので親種を残して数頭ほど今までも少し売りに出してましたが小さくても即完売に近い状況でした。(人気があるのかな)
我がファームで本格的に23区産のブリードに乗りだしてから3年目の今年、やっとまとまった数を出せそうです。
前置きが長くなりました。では何頭かご紹介しましょう。
何頭か掘り出してみたんですが♂のサイズは55~58㎜くらいが平均でしょうか。
この血統はなかなか大型が出なかったのですが、今回掘り出した中では59㎜が最大でした。↑
中には、こんな奇形の個体も出てしまいましたが・・・↓
やはりうちの他の血統(大型の大納言血統、主力のKK血統)などの産駒に比べると23区産は明らかにサイズが全体的に低い。
ですが、本来東京のヒラタって大きくならないものです。なんだか純血っぽくて気に入ってます。
こちらの血統にも近々命名をする予定です。(現在思案中)
とりあえず、2/3ほど掘り出しました。まだ残り1/3ほど眠ってますのでなんとか60㎜超えを見てみたいものです。 ではまた残りを掘り出したらご報告いたします。