江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

ヒラタ勝負の結果(プチオフ会?)

 ちょっと前の話ですが先日、クワ友で先輩のKさんと久しぶりにお会いしてきました。

Kさんとお会いするのは昨年にブロー容器を安く譲ってもらって以来だから約1年ぶりかな。
当初は8月にお会いする予定でしたがお互いが仕事後で、って事でしたのでなかなか都合が合いませんでした。
 
1年前にお会いした時に半ば私が強引に「どっちが大きいクワガタを出せるか大きさ勝負しましょう!」
と持ちかけてたのでその結果がでる審判の日でもありました。
 
と、同時に新たな血の入れ替えも兼ねてクワガタの交換っこも行いました。
 
Kさんは私がブリードしてる今年の血統のヒラタクワガタがご希望でしたので事前に数頭用意してのですがその数日前に大量の早期蛹化&羽化が発覚いたしまして、なかなか良い♀幼虫が用意出来ませんでした。

やっと用意した♀幼虫も当日、仕事から帰って待ち合わせ場所に行く直前になって見てみたら・・・
 
蛹室を作って前蛹になってるではないかっ!!
 
 
こりゃイカン!

と慌てて床下に入り、違う個体を選別し直し、結果、待ち合わせに遅れてしまいました。Kさんスミマセンでした。。。m(_ _)m
 
遅刻してこんなグズグズになってしまったにも関わらず、笑って迎えてくれたKさん、仕事柄入手できるとの事で極上食材のお土産までまた頂き、本当にご馳走様でした。(詳しくはこちらへ
 
 
で、立ち話もなんですので、と言う事で近くのファミレスにお互いクワガタを持って入店。
いかにファミレスと言えどもディナータイムでしたので店内はそれなりに賑わってます。
そんな中でクワガタを出して広げる訳にもいかないので、比較的端の席で最初はコソコソとやってました。
 
ところがお互い、この歳で身近に同じ趣味の者が居ないせいか、話してるうちに次第に盛り上がり、
 
 
クワガタ談義が止まりません!!(苦笑)
 
予定の時間を遥かにオーバーして、挙句にはテーブルにクワガタ出してお互い意見交換や雑談。
さすがにその場でサイズは測ったり、幼虫を出したりはしませんでしたが傍から見たら完全に変人ですね。(汗)
 
 
でKさんのご希望通り、私は今年のブリード個体の中から「2012江戸ヒラタ第2便」の幼虫を数頭差し上げ、代わりにKさんからは私の希望の純東京K市産の成虫のぺア(KさんオリジナルB血統)と、昨年お会いした時に私がKさんに差し上げたワイルドチビヒラタの仔(Kさんオリジナル管理Y血統)のペアを頂きました♪
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この内、B血統からは最大の良型の♂63mmと
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♀も大型!の38mm!!
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を、惜しげもなく、下さいました。
 
 
次のKさんの管理記号Y血統は昨年お会いした時に、Kさんが確か符節欠けだか脚切れだか大アゴ欠けの
いわゆるB品の♀が余ってるけど相手も居ないし使い道がない・・・」と言ってたので
では折角だからブリードしてみては?捕ってきたチビ♂をあげますから、これなら♀殺しも起きないだろうし。」
と、私が提案して、それじゃぁ・・・って感じで急遽夏の後半~秋前にブリードした血統でした。
 
 
親がどちらもイマイチでしかも秋に遅れたブリードでしたので最初から期待できない血統でしたがそれでも最大で♂は55mm、
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♀は、東京産ではなかなか良型の35mmが産まれた、との事でした。
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こちらのY血統も惜しげもなく最大個体をペアで頂きました。

このY血統ではどれも小型ばかりだったらしいのでこれの原因が親による遺伝子なのか、またはブリードがやや遅い時期だったせいかは分かりませんが今後累代してさらに検証が必要ですね。
 
 
Kさんとはお互い競馬好きと言う共通点もあってか普段からたまにメールでやりとりしてましたが、今回、直接会ってお話することで色々なことが分かってきました。
 
Kさんはクチキバエの発生に悩まされてること、私は早期羽化に悩まされてること、お互いペットボトルを使った「ニコイチボトル」を使ってるが(Kさんが思案して教えて下さいました)私の物よりKさんが使ってるものの方が大きかった事、逆に蓋の部分は私の使ってるものの方が密封性が高い事などが分かりました。
 
また、Kさんは今度ヒメオオクワガタのブリードに挑戦するらしく、来年はうちにヒメオオクワがやってきそうです

お互いの意見交換をして良いと思った事を取り入れるなどこの日は非常に有意義な夜となりました。
 
 
大幅に時間オーバーして深夜時間に入ってしまったのでまだまだ話足りませんでしたが、この後の楽しみとしてまたの機会にすることにして店を出ました。
 
 
 
最後はお店の駐車場で肝心のヒラタ勝負。約1年の結果が分かります。
ノギスを持ち出してお互い、自慢の個体を出し合い、2人の目の前で計測します・・・
 
 その結果は・・・どちらも♂の63mmが最大で引き分けになりました。
ですが早期羽化に見舞われた我がファームと違ってKさんは♀も普通に羽化まで持って行ったので
♀はどれも良型。

聞けば最大の♀は40mmだとか!(汗)
 
 
うちでは♀はマット交換なしの500CCペットボトルなど悪環境でしたので34mmが最大でした。
♂は同サイズでも♀が全然小さいので、今回はさすがクワの先輩!Kさんの勝利と言うことにしました。(^_-)-☆
 
 
クワガタブリードって結構マニアックな趣味です。興味ない一般の人から見たら下手すれば
「イイ歳したオッサンがなに虫いじりなんてやってるの!?
 
って言われ兼ねませんし、作業とかも地道で孤独な戦いで滅入ってしまいます。
ですので私はこのブログをやってたりメール交換をしてるのですが、やっぱりクワガタを持ち寄って直接お会いして話すると予想以上に盛り上がって楽しかったです♪(でもファミレスは厳しいかな。)
 
どなたかクワガタのオフ会にピッタリの場所知ってたら教えて下さーい!!
 
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