昨年ブリードした個体の約90%が羽化してるようですが、ヒラタはポツポツ出てきてるものの、オオクワガタのほとんどがいつ見ても(と言っても週に1回くらいですが)蛹室に入ったまま。
我がファームでは現在捕ってきたノコギリ、コクワ、ヒラタがケースが占拠してて空きがないので蛹室に入ってる個体はそのままもうちょっと寝ておいてもらう事にしておりました。
ですが、久々に床下を開けて見てみると・・・
オオクワの♀が1頭蓋を開けて脱走してる!!!
なんてこった!オオクワ♀の大アゴの力を侮ってました!(汗)
これはイカン!!と一部蛹室の中で動きのあるオオクワを掘り出す事にしました。
まずは♂の中ではたった1頭だけ活発に動いてた♂を出してみます!
おおっ!ディンプルや羽パカもなく綺麗に羽化してます。
うちはヒラタばかりなのでまともなサイズのオオクワを見るのは久しぶりです。
やっぱりオオクワは日本の『キングオブクワガタ』ですね。ヒラタとは違った重厚感、迫力があります。
早速、測ってみます。。。
約70.5mmほどでしょうか。いきなり取り出し1号から70mmオーバーが出ました!
血統は近所のショップで買った福岡県久留米産メルリン血統の♂親70mm×♀親49mm。累代は不明です。
飼育環境データ
● 2011年7月2日割り出し後200ccのマット入りカップへ。
● 同7月31日にいきなりDOSの「生オガ発酵高カロリーオオクワマット」を詰めた1800CCブロー容器に移動。
● 以降そのままマット交換もなしに床下にずーっと放置。
● 翌2012年6月20日に蛹化
● 同7月23日羽化
マット交換なしのすっかり放置のズボラ飼育でしたが♂親とほぼ同サイズが第一号から出ました。
続いては脱走の恐れがある♀も掘り出しました。まずは2頭。
どちらも約45mmくらい。
片方は菌糸で、もう片方は♂と同じくDOSのマットでしたが差が出ませんでした。(´~`)
お次は菌糸ボトルで暴れ気味だった♂をもう1頭だしてみましたが・・・
こちらは羽パカの羽化不全!!
サイズは同じく70mmオーバーでしたがちょっと残念な形に。。。
とりあえずスペースの関係もあるので今回はここまで。
まだまだオオクワは蛹室に居ますのでこれからもっと詳しいデーターが出ると思いますがDOSのマットは3次発酵マットは酷いマットでしたがこの生オガ発酵高カロリーオオクワマットは結構良いのかも知れません。(別に宣伝ではありません。)
もうちょっと検証してみたいと思います。
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