江戸っ子鍬形倶楽部

東京産のクワガタをメインに取り扱っております。

幼虫失敗原因は酸欠か?

 以前からお伝えしてますが昨年11月にちょっと時期が遅いですが私自身「初の割り出し」をしました。
 
しかしやはり私が慣れていないせいか割り出し1ヶ月後の確認では散々たる結果でした。
オオクワガタの幼虫はかろうじて生存してたものの、コクワガタは残りたったの3頭になってしまいました。
 
イメージ 1
プッチンプリンみたいに出しました(笑)これは生き残ったB血統唯一の1頭。お尻がちょこっと見えます。
イメージ 2
幼虫の姿を撮ろうと思ったら奥に逃げて行きました。あまり移動しないので「居喰い系」でしょうか
 
 
 
でもなぜ、クワガタの幼虫達は居なくなって(死んで)しまったのでしょうか。
 
 
 
原因は果たしてなんだろう・・・と考えました。
 
 
原因が分からないと今年のブリードでも同じ事の繰り返しになってしまうのでその後も色々と調べました。
 
 
 
 
 で、行き着いた先は・・・多分これでしょう。。。
ズバリ「酸欠!!」
 
 
私はマット飼育をしてますが、フォーテック社の完熟発酵済み「Fマット」を使用してます。
 これはオオクワガタなどには不向きかも知れませんが当初の目的が東京産ヒラタクワガタの産卵だったので粒子が細かい「根喰い系クワガタ」用しか用意してませんでしたので、これを加水してプリンカップ詰めしました。
 
完熟済みだし、臭いもしなく、再発酵して熱を出すこともなかったので特にガス抜きをすることなくそのまま詰めて幼虫を投入し、幼虫も潜っていったので大丈夫だと思ってました。
 
 ですが、問題はカップの蓋にあったようです。私はどれもカップの蓋に針で小さな穴を1つだけ開けてました。
ダニが湧いたり、コバエが進入して線虫が発生するのを防ぎたかったからです。
 
 さらには7~8分にマットを詰めればよかったものの、どれも9分くらいまでギュウギュウに詰めてました。
 
経験不足の私は「幼虫が暴れる」と言うこともよく分かりませんでしたし、未経験のことばかり。
やはり生き物だけにネットの情報だけでは上手く行かないことを思い知らされました。
カブトムシのブリードは簡単でしたがクワガタが全く同じようにはいきませんでした。
 
 
 なにはともあれ、言い方は悪いですがコクワで練習できて色々学んで経験し、これが今春以降に待ってるヒラタクワガタ(3ペアがスタンバイ!)とオオクワガタのブリードに生かされれば良いなぁーと思います。