さて、例年だとゴールデンウィーク明けにペアリングしてから産卵セットを組むんですが、今年はブリードを止めようかな、とも考え、一時悩みましたのでちょっと遅くなりました。
それでも続けるなら、とタイムリミットは5月中にセットしたかったので、なんとか間に合った感じです。
ですが今年はちょっといつもより違った選別となりました。
では親種のご紹介です。
まずはオオクワガタから。オオクワは昨年、一昨年と同じ親を使います。まさかの3年連続です。
♂は2011年ブリードの阿古谷極血統。残念ながら個体はチビですがやはり血統なのか、ここまで毎年手抜き飼育にも関わらず70~75㎜がコンスタントに産まれてますので今年も変えませんでした。
♂は元気で問題ないのですが、♀親はさすがに3年連続は厳しいかも。(阿古谷リカーンF6)
いえ、まだ元気に餌は食べるんですが後脚なんか符節が2本なくなっちゃってるし。
まぁ、昨年産んだ個体がほとんど落ちなく床下で前蛹状態で沢山いるので今年は産まれなくてもいいや、って感じでダメ元で。もし仮に今年も産んだとしても今年が最後かな。
まずはこのペア。
良く見れば分かる通り、♀は後脚が2本ない。脚切れしてる個体です。
サイズは東京産ヒラタとしては大型の40㎜なんですが残念なことに脚切れです。これは私が忙しさにかまけて管理不足で昨年に多くの個体を落とした時の生き残りですがその時の管理不足のせいです。
現在、また一部少しづつですが生体の販売も再開しましたが、(少し出したらほとんど売れました♪)脚切れは売れないので、これもダメ元でペアリングさせてみました。
お次も♀は脚切れ状態。脚切れというよりは符節が全部ない。
これもサイズは大型で42㎜。私の管理不足が招いた結果ですので最後まで責任を持って面倒みます。
まぁ、ヒラタは材産みじゃなくてマット産みも可能ですからなんとか産むかもしれません。これもダメ元です。
とはいえ、全部産まなかったら、それはそれで寂しいので最後はまともなペア。
♂は64㎜♀は38㎜。数多くの中から型の良いものを選別した特選ペア。累代はF2だから生まれてくるのはF3かな。
後は今年も無事にワイルドの♀を採集(拾った!)したのでこれの持ち腹(WF1)に期待しつつセットにします。
ではまた続きは後日、暇があればアップします。