前回の続きです。
今年は異常な程の長梅雨で低温が続いたかと思えば梅雨明けした途端に連日40℃前後の猛暑日が続いて今年ブリした産卵セットはこぞって不発が続き 昨年ブリで今年羽化の新成虫は次々に奇形や羽根パカ。
こんなに酷いのは長年ブリードしてますが初めてです。
↑羽化不全で★になってる個体や残念な個体が続々と・・・。
特にメスは早期羽化は毎年多少出ましたが羽化不全はここまでありませんでした。
なのに今年は羽根パカ奇形個体が出る始末。↓
時期的に羽化して出て来てもおかしくないのですか一向に動きの見れない瓶(ボトル)を開けてみると…?
蛹化不全のオンパレード!!
いったい何頭死んでるんだ!?
こちらは蛹化はしたが蛹のまま★になった個体達。
※ 前回に引き続きグロイ画像の数々、ご容赦下さい。
羽化してた個体も息してない。。。↓
惜しい!外翅が寸足らず。。。↓
↓お前も羽根パカか!?
もうここまでくると異常気象だけのせいではない気がします。
使用したマットが悪かったのか・・・?
(いや、毎年同じマットを使ってるが、昨年のロットが出来の悪いものだったかも・・・?)
累代が進み血が濃くなり障害が出たとか・・・?(F5です)
う~ん、、、どれもありそうです。とにかく今年はブリするも昨年したものも最悪な年となりました。
昨年ブリした仔たちは暑い中せっせと詰めたマットに交換したりして約1年かけて育てました。
それがこの結果。。。
稲作農家が手塩に掛けた米が収穫前に台風で壊滅した時の気分はこんな感じでしょうか?
とにかくこれでは売り物になりません。毎年クワガタを売って北海道遠征の費用にあててましたが来年は釣具を売却しないといけません。